段階的移行で脆弱なコインを整理し将来リスクに備える構想
ビットコイン(Bitcoin/BTC)開発者らが、量子コンピューティングによる将来的な脅威に対応するための新たな提案「BIP-361」を公表した。
この提案では、従来の暗号署名方式から量子耐性のある代替方式への移行を段階的に進め、移行されていないコインは最終的に使用できなくなる可能性があるとされている。ジェイムソン・ロップ(Jameson Lopp)氏を含む複数の開発者が関与するBIP-361は、量子コンピュータがビットコインの暗号を破る可能性に備えることを目的としている。現在、ビットコインはECDSAやシュノア署名を用いて取引の安全性を確保しているが、これらの方式は理論上、量子アルゴリズムによって破られる可能性があると指摘されている。
特に、公開鍵がオンチェーン上に公開されている古いアドレスは脆弱とされており、提案では流通するビットコインの3分の1以上がこのリスクに該当するとされている。サトシ・ナカモト氏に関連する初期保有分も含まれるとされ、量子攻撃が実現した場合には資金の流出やネットワークの不安定化につながる可能性がある。
出典 nextmoney.jp

2008年11月、metzdowd.comにナカモトサトシにより投稿された論文
ブロックチェーン
ビットコインは送信アドレス(Tx)に対するデジタル署名によって保護されており、一定時間(10分)ごとに、すべての取引記録を分散台帳に追加します。