NFTマーケットプレース
最近ブロックチェーンについて調べていると、NFTマーケットプレースに関する記事が多く目につくようになりました。
特に多い記事は、コインチェック国内暗号資産交換業者ではじめてのNFTマーケットプレイスを2020年度内に立ち上げる予定で参加企業を募集中であるとの記事です。
NFTマーケットプレースとは
ブロックチェーン上に記録されたゲームのキャラクター、美術品、不動産等個々に特別な価値を持つ唯一のデジタル資産(アセット)を取引したり暗号通貨と交換できる電子市場のことです。
NFT(ERC721) FT(ERC20)
この特別な価値を持つ唯一のデジタル資産(アセット)は、NFTトークン(Non-fungible token:代替不可能なトークン)と呼ばれ、共通な価値を持つ暗号資産 FT(fungible token:代替可能なトークン)と区別されています。
NFTはイーサリアムのスマートコントラクト機能を利用したDaapsゲーム上で獲得できるデジタル資産が多く、ERC721規格として規定されています。
これに対してFTは、イーサリアムではERC20規格として規定されています。
イーサリウムの取引では、MyEtherWalletやメタマスクで秘密鍵を管理し入出金します。
NFTの具体的な例としては、CryptoKitties(育成ゲーム)で購入し交配育成することでレア度(希少価値)を高めて売買するキティがあります。
NFTマーケットプレースの種類
コインチェックNFTマーケットプレイス
CoincheckのNFT専用のウォレットによってお客様が秘密鍵の管理をすることなく安全に取引できる。
出典 コインチェックプレス https://corporate.coincheck.com/2020/08/27/105.html
bazaaar
日本初のブロックチェーンを使った NFT のマッチングプラットフォーム
OPENSEA
出典 オープンシ― https://opensea.io/
PlayDapp MarketPLAce
出典 PlayDapp MarketPLAce https://market.playdapp.com/
NFTマーケットプレイスを構築出来るオープンソース
「Satellites」: NFTマーケットプレイスを簡単に構築出来るようにbazaaarやプロトコル 0x Protocolをオープンソース化したもの。(https://github.com/block-base/satellites)