Lesson 6 capture7 トランザクションの送信
前回までの操作でUIはユーザーのMetamaskアカウントを検出して、自動でホームページ上にゾンビ軍団を表示するようになった。
スマートコントラクト上のデータを変更するためのsendの使用
トランザクションをsendするのには関数を呼び出す者のfromアドレスが必要だ(Solidityのコードではmsg.sender)。
これがDAppのユーザーであるようにしたいから、彼らにトランザクションへの署名を要求するようMetamaskがポップアップする。
これがDAppのユーザーであるようにしたいから、彼らにトランザクションへの署名を要求するようMetamaskがポップアップする。
トランザクションをsendするにはガスがかかる
ユーザーがトランザクションをsendしてから、それが実際にブロックチェーン上で有効になるまでにはかなりの遅れがある。
この原因は、トランザクションがブロックに含まれるのを待つ必要があり、またイーサリアムのブロック生成時間が平均15秒であるからです。
この原因は、トランザクションがブロックに含まれるのを待つ必要があり、またイーサリアムのブロック生成時間が平均15秒であるからです。
ブロックに取り込まれていないトランザクションはノードからノードへと伝播していき、ブロック生成者（マイナー）まで到達するとブロックチェーンに取り込まれ送金が確定します。
イーサリアム上にたくさん保留中トランザクションがある場合や、ユーザーがあまりに低いガスプライスを送信した場合は、トランザクションが取り込まれるまで数ブロック待たなければならず、数分かかることもあります。
このため、コードの非同期性を処理するためのロジックがアプリケーションで必要となる。
ゾンビの作成
ゾンビ作成関数の復習。
ゾンビの作成コントラクトのSolidityコードは以下。
function createRandomZombie(string _name) public {
require(ownerZombieCount[msg.sender] == 0);
uint randDna = _generateRandomDna(_name);
randDna = randDna - randDna % 100;
_createZombie(_name, randDna);
}
require(ownerZombieCount[msg.sender] == 0);
uint randDna = _generateRandomDna(_name);
randDna = randDna - randDna % 100;
_createZombie(_name, randDna);
}
次はMetamaskを使ってWeb3.jsでこの関数を呼び出す例
function createRandomZombie(name) {
// しばらく時間がかかるので、UIを更新してユーザーに
// トランザクションが送信されたことを知らせる
$("#txStatus").text("Creating new zombie on the blockchain. This may take a while...");
// トランザクションをコントラクトに送信する:
return cryptoZombies.methods.createRandomZombie(name)
.send({ from: userAccount })
.on("receipt", function(receipt) {
$("#txStatus").text("Successfully created " + name + "!");
// トランザクションがブロックチェーンに取り込まれた。UIをアップデートしよう
getZombiesByOwner(userAccount).then(displayZombies);
})
.on("error", function(error) {
// トランザクションが失敗したことをユーザーに通知するために何かを行う
$("#txStatus").text(error);
});
}
// しばらく時間がかかるので、UIを更新してユーザーに
// トランザクションが送信されたことを知らせる
$("#txStatus").text("Creating new zombie on the blockchain. This may take a while...");
// トランザクションをコントラクトに送信する:
return cryptoZombies.methods.createRandomZombie(name)
.send({ from: userAccount })
.on("receipt", function(receipt) {
$("#txStatus").text("Successfully created " + name + "!");
// トランザクションがブロックチェーンに取り込まれた。UIをアップデートしよう
getZombiesByOwner(userAccount).then(displayZombies);
})
.on("error", function(error) {
// トランザクションが失敗したことをユーザーに通知するために何かを行う
$("#txStatus").text(error);
});
}
関数はトランザクションをWeb3プロバイダにsendして、いくつかのイベントリスナーを連ねていく:
receiptは、トランザクションがEthereumのブロックに含まれると発行される。
これはゾンビが作成され、コントラクトに保存されたことを意味する。
これはゾンビが作成され、コントラクトに保存されたことを意味する。
errorは十分な量のガスを送っていないといったように、ブロックへのトランザクションの取り込みを妨げる問題があるときに発生する。
UIでトランザクションがうまくいかなかったことをユーザーに通知し、トランザクションをやり直せるようにしたい。
UIでトランザクションがうまくいかなかったことをユーザーに通知し、トランザクションをやり直せるようにしたい。
注:
sendを呼び出す場合、オプションでgasとgasPriceを指定することができます。
(例 .send({ from: userAccount, gas: 3000000 })) これを指定しなければ、Metamaskがこれらの数値をユーザーに選ばせます。
(例 .send({ from: userAccount, gas: 3000000 })) これを指定しなければ、Metamaskがこれらの数値をユーザーに選ばせます。
補足 jquery
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2008年11月、metzdowd.comにナカモトサトシにより投稿された論文
ブロックチェーン
ビットコインは送信アドレス(Tx)に対するデジタル署名によって保護されており、一定時間（10分）ごとに、すべての取引記録を分散台帳に追加します。